【米国株】遺伝子改変T細胞療法(CAR-T)関連株

遺伝子改変T細胞療法(CAR-T)という、癌に対する新しい治療法の開発が進んでいます。

これまで治療が不可能と思われていた難治性リンパ腫などを治療できる可能性が出てきました。

薬価高騰問題で逆風が吹いていたバイオテクノロジー株が、投資家の注目を集めはじめています。

企業名(コード) FDAミーティング 製品名 奏効率(%)
ノバルティス(NVS 2017年7月 CTL019 45%
カイト・ファーマ(KITE) 2017年11月 KTE-C19 39%
ジュノ・セラピューティックス(JUNO) 未定 JCAR017 66%
ブルーバード・バイオ(BLUE) 未定 bb2121 100%
セルジーン(CELG)=BLUEのパートナー 同上 同上 同上

米国食品医薬品局(FDA)と最初にミーティングが設定されている企業はノバルティス(ティッカーシンボルNVS)です。この会合は今月実施されます。

同社のCTL019は子供や若者が罹るB細胞急性リンパ芽球性白血病の治療薬を目指しています。

その次にFDAとのミーティングを11月頃に持つと予定されているのは、カイト・ファーマ(ティッカーシンボル:KITE)です。

同社のKTE-C19は、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(DLBCL)の治療薬を目指しています。患者ひとり当たりの治療費用は30~70万ドルが見込まれています。

ジュノ・セラピューティクス(ティッカーシンボル:JUNO)のJCAR017は悪性非ホジキン・リンパ腫(Aggressive non-Hodgkin lymphoma)の治療薬を目指しています。

開発の進捗状況としては上述のノバルティスやカイト・ファーマより少し遅れているものの、奏効率が高く、期待されています。

最後にブルーバード・バイオ(ティッカーシンボル:BLUE)はセルジーン(ティッカーシンボル:CELG)と組んでbb2121を開発中です。

全米屈指の総合病院、メイヨー・クリニックで行われている臨床試験では奏効率100%、寛解率27%という目を見張る薬効が報告されています。

出典: 第130回 キメラ抗原受容体(CAR)を用いた遺伝子改変T細胞療法(CAR-T)について | 広瀬隆雄「わかりやすいグローバル投資レポート」 | 楽天証券