加計学園への獣医学部新設は結果の良し悪しではなく、手続きに問題があるからダメ

加計学園への獣医学部新設、結果には大きな問題がないけど、そのプロセス、手続きにルール違反がある。

民主主義は結果よりも手続きの「公平性」を大切にしましょうという仕組み。だから、結果が問題ないからいいという理論は通じない。

専制主義は手続きの公平性よりも、結果がすべてという仕組み。だから、ドラスティックな改革は専制主義の方が早いし上手くいく。才と力量のある者が専制君主になると、社会は一気にいい方向に進むことが可能。歴史が証明している。

でも逆に、暴君が専制君主になると社会が一気に壊滅的になり、民衆が劣悪な生活を強いられるのも専制主義。これも歴史が証明している。

欧米社会は歴史から学び、この専制主義のこの欠点を最も忌むべきモノとして、民主主義を採用した。

民主主義の「公平性」は、法治国家であること、法を遵守することで成り立っている。

別に民主主義は絶対的な正義でもなんでもないけど、民主主義を採用している以上は、手続きの「公平性」は最も重視しなければならないことの一つ。結果が良くても、手続きに問題があったらダメ。

ちなみに、不正や天下りには、専制主義か民主主義かは関係ない。「権力」のあるところには、どうしても不正が生まれやすくなる。だから、「権力」は分散させ、監視することが必要。必要のない「権力(権限)」を与えてはいけない。