ついに中国製半導体が登場か?技術力で日本を追い抜く日も近い

ウォール・ストリート・ジャーナルに、「中国製半導体、実現すれば業界に波乱も」という記事が掲載されていました。

あなたが使っているガジェットは、中国で組み立てられている場合がほとんどだ。今、その内部の半導体をも国産にしようと中国が業界の強化に動いている。

半導体の製造は携帯電話を組み立てるよりもはるかに複雑だが、中国がいくつもの産業に波乱を巻き起こしてきたことを考えれば、その可能性を否定するのは間違いだろう。

現在でも中国で半導体は作られています。ですが、それは最先端ではありません。最先端の半導体を作っているのは、アメリカや韓国、台湾の企業です。ちなみに、日本は周回遅れです。今の中国は、そのはるか後方です。

アジア各国の半導体技術力を比較すると、

韓国サムスン電子や 台湾積体電路製造(TSMC) > 日本 >>> 中国

という感じです。

ちなみに、話題の東芝モリーは、日本を代表する半導体メーカーの一つです。

それでも、現在すでに韓国サムスン電子や台湾積体電路製造からは、技術力で一周遅れています。

半導体の開発には数千億円単位の大規模な投資が継続的に必要です。

東芝の再建に向けて、東芝モリー売却の話が進んでいますが、未だに結論が出ていません。

この間にも韓国サムスン電子や台湾積体電路製造は大規模な投資、開発を進めており、このままだと2週遅れになってしまいます。

一度2週遅れになると、もう世界では戦っていけません。そう簡単に追いつくことはできないのです。

少し話が変わります。

先日、中国のスマートフォンメーカー、ファーウェイの日本支社の新卒の初任給が40万円超であることが、「高額だ」と話題になっていました。

ファーウェイが作るスマートフォンは技術的に日本のメーカーと遜色がない、というより大半の日本製のスマートフォンよりもはるかに優れています。正直、日本製のスマートフォンの方が遅れている、という印象です。

技術力、製品力でファーウェイの方が先行しているのは明らかです。

ファーウェイの「新卒40万円」は、別に日本だけ高いわけではなく、ファーウェイのグローバル支社の中では平均的な給与水準です。

相手が「標準的」と思っている水準を、「高い」と感じてしまうという感覚は、危険信号だと思います。

経済力では負けているかもしれないけど、技術力ではまだ中国に勝っている、という考え方はそろそろ限界に近づいていると思います。