【FX】今週の各通貨の重要イベントと傾向

ドル

ドルは弱含み。

イエレン米FRB議長の議会証言では、物価の上昇の鈍さについて懸念を示し、バランスシートの正常化については前向き姿勢を示しましたが、全体的にはハト派的となりました。

ユーロ

今週はユーロ自体の重要イベントが少ない。さらなる上昇継続はドルの弱さ次第。

市場もドラギECB総裁やクーレECB理事などの発言で正常化については織り込んできていることから、1.15ドル台へとユーロが上昇できるかはドルの弱さが継続するかにかかっていると思われます。経済指標ではドイツのZEW景況感調査位しか目立ったものはありませんので、ECB理事会をにらみながらの展開となりそうです。

7月21日(木)に日銀の政策決定会合。日本以外は出口戦略に動いており、日銀が物価目標達成時期を下方修正なら円売り圧力継続。

今週は日銀の金融政策決定会合が予定されており、前回会合で「出口」に関しての説明へ期待が高まったものの、一蹴されていること、むしろ、今回の展望レポートの公表とともに物価目標達成時期を下方修正(後ろにずらす)可能性があるため、円売り圧力は継続しそうです。NY連銀製造業景気指数などのソフトデータの内容にもよりますが、111円台などの円高に動く可能性は高くないと考えています。

ポンド

英景気が好調で利上げ期待が高まっている。7月18日(火)17:30の消費者物価指数(CPI)、7月20日(木)17:30の小売売上高発表が強ければ、さらなる上昇も。

英景気が好調なことを背景として、英中銀(BoE)が8月の金融政策委員会(MPC)で0.25%の利上げに踏み切るとの期待が強いようです。今週は消費者物価指数(CPI)、小売売上高の発表がありますので、内容が強ければ、利上げ期待が高まることが予想され、ポンド/ドルでは1.32-33ドル、ポンド/円は147円から150円付近までの上昇もあり得ます。

豪ドル

7月18日(火)10:30は豪準備銀行(RBA)の議事要旨、7月20(木)10:30は失業率の発表。労働市場改善なら利上げ期待が高まる。豪ドルは上昇トレンドが続いているので調整もあり得るが、さらなる上昇の可能性もあり。

今週は豪準備銀行(RBA)の議事要旨や失業率の発表が予定されています。賃金の上昇がみられると、中立のスタンスを維持している豪準備銀行(RBA)も利上げ方向にかじを切ってくると市場が期待する可能性が高まります。また、世界経済が好調さを取り戻しつつあることで、資源需要への期待も豪ドルを下支えすると思われます。

 出典: つれづれなるままに!上田ハ-ロ-FX : 7/16 今週の見通し-日銀、ECBの金融政策はトレンド継続につながるか-