コンビニは、近い将来全品ICタグ導入でレジは無人化

最近、ヤマトの戦略的社会問題PR戦略により、運送業界の人材不足の深刻さが一般の人にも明らかになりました。(ヤマトは昔から社会全体に業界の問題を訴え、規制の多い業界で国がなかなか動かない中、社会全体を巻き込んで解決していく、といったことが本当に上手です。)

人手不足は運送業界だけではなく外食産業や小売でも問題になっています。特に、コンビニは人材不足に危機感を募らせている業界の一つです。

そもそも、日本全体として今後労働人口が減っていくので、単純に給与を上げて人材が集まりやすくする、というのは少ない労働人口の奪い合いでしかなく、すぐに限界がやってきます。

もちろん、細かな改善の積み重ねで、業務を効率することもとても大切ですが、それも限界があります。

唯一の解決策は、画期的な「技術革新」で、これまで人がやっていたことを、機械で自動的にできるようにすることです。

運送業界では、間違いなく「自動運転」がその役割を担うでしょう。

そして、コンビニでは現在、ICタグによるレジ精算の自動化が検討されています。

ローソンは、2017年2月6日から2週間、実際に大阪にある店舗で、ICタグによるレジ精算の実証実験を行いました。

レジロボは、内部にICタグリーダーを内蔵しており、かごにどのような商品が入っているかを読み取る。どの商品を何個購入するのかを、バーコードを読み取ることなく、検知する。

さらにそれら商品をレジ袋に自動的に入れる機構を備えるのが特徴だ。袋詰めまで、無人で行う。

ICタグを用いた、レジ精算の基本的な仕組み自体は既にできあがっています。

もちろん、ICタグのコストの問題や、誰がICタグを貼り付けるのかといった課題はあります。

ICタグは現状で10~20円程度するので、単価の安いコンビニの商品に一つ一つ使用していたのでは元が取れません。ですが、これは技術やコスト革新、大量生産によりすぐに1枚1円以下になるでしょう。

ICタグ貼り付けの問題は、当然コンビニでアルバイトが一枚一枚手作業で貼り付ける、なんてことにはなりません。メーカーと協力して出荷前の段階でタグを貼り付けるなどの効率的な仕組みができるでしょう。

ICタグによるレジ精算の自動化は、数年のうちには導入のめどが立ち、10年後には一般的な仕組みになっていると思います。

コンビニが先行し、スーパーや他の小売も後に続く形になるでしょう。

もちろん、これは私の勝手な「予想」なので、当たるか外れるかは分かりません。

ちなみに、私は「予想」に基づいた投資は行わないようにしていますが、せっかくなのでICタグ関連銘柄を紹介しておきます。

teamq.hatenablog.jp

というか、10年もかからない気がしてきました。

よく考えたら、海外ではレジすら存在しない、「Amazon Go」の店舗が既にオープンしています。あらかじめ専用アプリをダウンロードしておき、商品を持ってそのままお店を出れば、精算扱いとなって、Amazonアカウントに自動的に課金される仕組みです。

出典: コンビニ革命 - ローソン激白!コンビニが全品ICタグで挑む「個品管理」:ITpro