中国人の収入は日本人より多い? 月給だけでは見えない懐事情

中国の富裕層の収入が日本の富裕層を超えている(しかも圧倒的に)のは常識になりつつありますが、普通のホワイトカラーの収入も日本に近づいています。たぶん、追い抜くのも時間の問題です。

先日、中国企業である華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の日本法人が初任給40万円で新卒求人を出している件が話題となった。「中国企業の待遇は日本を超えているのか!」という驚きだ。

この驚きの前提には「中国の給与水準は日本よりもはるかに低いはず」という思い込みがある。

ホワイトカラーのサラリーマンになると、月給5000~1万元(約8万2600~16万5000円)は普通で、そこに各種手当てや年末ボーナスがつく。中国の年末ボーナスは業績がよければ月給10カ月分など高額になることもざらだ。

上海市滴滴出行の副業をしているという男性に話を聞いた。夜はワインバーの店員として働きつつ、昼間は滴滴のドライバーをしているという。両者を合わせた月収は日本円にして20万円を超えるという。

これ、日本に暮らしている人で危機感を持っている人が少ないと思うのですが、この危機感の無さは、日本の将来の経済力にとってはかなり危ないと思います。

もちろん、中国で暮らす人たちの生活が豊かになることはいいこです。問題は、それを受け入れずに、いつまでも「所詮中国は・・・」と考えてしまう、自分たちの「奢り」にあると思います。

人でも社会でも、一時的に栄華を誇っても、その奢りから衰退していく、というのは世の常です。「奢り」は考えを停滞させ、その後の変化についていけないからです。

常に「謙虚」であること、「このままではダメだ」と危機感を持って成長と努力を続けることが大切です。

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