ジャーマンシェパード2頭に1頭が安楽死 見た目重視の交配の犠牲に

ニューズウィークジャーマンシェパードの2頭に1頭が安楽死させられている、という記事が掲載されていました。

生まれてきたジャーマンシェパードの2頭に1頭が歩けないので安楽死させられる。


生まれてくる子どもの多くが重い疾患を抱えています。「攻撃性が強すぎて噛むので殺さざるをえない」と言うのは、飼ってくれる人が居ないから殺す、ということです。

シェパードの死亡理由は、不自然なバランスの骨格のせいか、約20%が筋骨格系疾患もしくは、骨関節炎(変形性関節症)によるもの。4.7%は攻撃性が強すぎて噛むので殺さざるをえないという。


「純血」は病気になりやすいです。

ブリーダーは「優れた」個体を生み出すために、このような特徴を持って生まれた個体同士を人為的に掛け合わせて繁殖を繰り返す。


ペットを飼う人は、できれば保護施設の譲渡会場で探してあげてください。商業ペットがすべて悪とは思いませんが、歪んでいる部分が多いのもまた事実です。

あと、猫でも犬でも、純血は病気になりやすいです。もちろん、雑種でも高齢になると、多くの子が何らかの病気になります。ペットは保険が効かないので、治療費が高くなります。自然に任せる、という考え方もありますが、病気になったときにそれなりのお金がかかります。子どもが一人増えるくらいの費用がかかると考えていいと思います。飼い主も、治療すれば治してあげられるのに、お金がかかるからできない、という苦しい思いをすることになります。

ペットを買うのは簡単ですが、飼うのはそんなに易しいことではりません。

ペットは、人が面倒を見ないと、生きていけません。野生の動物とは違います。野では生きていけません。人によってゆがめられた、生の形です。それでも、生まれてきた一匹、一匹には命があり、人生があります。最後までちゃんと面倒を観るという覚悟と、一緒に生きていくという自覚が必要です。

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