ヤフオクやメルカリには象牙製品が大量に出品されており、中には違法取引もある

世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、日本におけるインターネットでの象牙取引に関する調査報告書を公表しました。

調査期間は今年5月から6月にかけての4週間。調査期間中にヤフオクでは9788個、推定4520万円の象牙製品の取引がありました。メルカリでも573個の出品がありました。

報告書によると、ヤフオクでは調査期間中に9788個の象牙製品が取引され、推定取引額は4520万円にのぼった。また、メルカリでも573個の出品があったとして「ヤフオクとメルカリで活発な象牙取引が確認された」と指摘している。

密猟の問題から、象牙の輸入は国際的に禁止されています。日本国内でも、事業者が象牙を扱うには届出が必要ですが、個人間の売買については規制がありません。

現在、日本では「種の保存法」により、象牙を扱う事業者は届出が必要だが(6月の改正法により登録に変更)、個人間のアクセサリーなどの売買については規制がない。

違法な象牙の取引も確認されました。

こうした中、メルカリでは海外から違法に持ち込まれた象牙の出品も確認されたという。

業者が法の網をくぐる抜け、個人を装って出品している例もあります。

「最も重要な問題は、現在、国内法で取引が規制されていない個人による象牙の売買だ」と指摘。さらに「事業者が個人を装うなどして取引する『隠れビジネス』が無視できない割合で存在する」

出典: ヤフオク・メルカリで象牙売買活発、取引停止検討を=報告書 | ロイター