【米国株】テスラ・モーターズのモデル3で注目される「リチウム」生産企業3社

テスラ・モーターズのモデル3生産開始で、リチウムの需要が激増!

  • 「モデル3」1台に使用されるリチウムの量はiPhoneの1万個分
  • テスラ・モーターズは2017年末から「モデル3」を納車開始する予定
  • 2018年末までに50万台を納入する予定
  • テスラ・モーターズイーロン・マスクCEOは「わが社だけで、現在世界で生産されている全てのリチウムを使い切ってしまう計算になる」とコメント

リチウムの価格が急騰、暴騰することは考えにくい

  • リチウムは希少資源ではないがチリ、中国、アルゼンチンに“偏在”している
  • リチウムはふんだんに存在する資源で、その採取は容易
  • 需要が増えれば増産すれば良いだけの話
  • 他の希少資源のように価格が急騰するというようなシナリオは期待しない方が良い

リチウムを生産している上場企業

  • リチウムを生産している上場企業は上場企業は3社
  • アルベマール(ALB)、FMC、SQM
  • この3社はリチウムの生産高で、ほぼ拮抗
  • アルベマールは米国の企業で、リチウムの他に臭素系難燃剤、非ハロゲン系難燃剤、リン・塩素系難燃剤などを生産
  • FMCも米国の企業で、リチウムの他に除草剤、殺虫剤、殺菌剤などを作っている
  • SQMはチリの会社で、米国預託証券ADR)がニューヨーク証券取引所に上場している

注目はSQM

  • リチウムは同社の売上の全体の13%に過ぎない
  • リチウム市場におけるマーケットシェアは26%
  • 売上のメインは肥料
  • 売上高の約50%は、ブラジルをはじめとした新興国
  • このところ南米各国の通貨は極端な経済の低迷で下落していたため、輸入肥料の価格が高騰、輸入肥料が売れずに同社の業績は低迷している
  • 売上高は漸減しているけれども、一株当たり営業キャッシュフロー・マージンは25%もあり、「儲かる体質」の会社