電気自動車(EV)への移行で注目されるコバルト

  • ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は電気自動車(EV)への移行を加速
  • EVのバッテリー充電に不可欠な金属であるコバルトの長期的な供給を確保する
  • VWはEVを含めた無公害車(ゼロエミッションカー)分野に2030年までに200億ユーロ(240億ドル)超を投資する方針
  • 同社は2025年までにEV向けに150ギガワット時を超える容量のバッテリーが必要になるとの見通し
  • コバルトの全世界の生産は約65%をコンゴ民主共和国(旧ザイール)が占めており、今年の生産量は約10万トンと推計
  • カナダや中国、ロシア、オーストラリア、ザンビアも主要生産国
  • 企業別ではグレンコア(GLEN)が昨年、2万8000トン余りを生産して他社を圧倒
  • コバルトの価格は現在、1ポンド当たり約30ドルと、2015年12月の10ドル弱から値上がりして2008年10月以降で最高の水準
  • アナリストの推計では、バッテリー1台当たり8─12キログラムのコバルトが使われる
  • VWは2025年までに300万台のEV生産を目指している
  • これを実現するには2400万─3600万キログラムのコバルトが必要になり、現在の価格では総額16億─24億ドルに相当する


出典: 独VW、EV移行に向けたコバルトの長期供給確保へ | ロイター