サウジアラビアが女性の運転を解禁した本当の理由は原油価格低迷で財政が逼迫しているから

サウジアラビアが女性の運転を解禁しました。

www.bbc.com

サウジアラビアは世界で唯一、女性の運転を禁止している国です。

もちろん、国内外の人権団体や、西欧諸国からは度々批判されてきました。それでも長年、この制度は変わりませんでした。

では、なぜこのタイミングで方針を転換したのか。

大きな理由は近年の原油価格低迷により、サウジアラビアの財政が逼迫しているからです。

昨日も、サウジアラビア新興国としては今年最大規模となる国債発行を行う、という記事が出ていました。

www.nikkei.com

これまでは原油による恩恵で、サウジアラビア国民はほとんど働かなくても贅沢な暮らしができていました。(無職でも成人になれば月40万円くらい貰えて、教育や医療はすべて無料で、住宅購入資金も900万円くらい援助が出て、この他にも無数の社会保障・福祉がある。)

しかし、近年の原油価格低迷により国の財政は逼迫しており、女性の社会進出を促して、経済を活性化する必要性が出てきたのです。

解禁の理由は必要に迫られて、という感じですが、女性の運転が解禁されるのは、いいことです。

キッカケなんて何でもいいのです。


日本も働き方改革やブラック企業批判、残業禁止がブームになっていますね。

これも、理由は単純で、労働人口が減ってきたからです。

日本の生産性が低いことや、他の先進国と比べてやたらと残業が多くて休みが少ないことは、最近分かったことではなく、ずーっと前から言われてきたことです。

それが、こほど取り沙汰されるようになったのは、労働人口が減ってきて(しかも今後更に減っていく)、一人あたりの生産性を上げていかないと、今後やってけないんじゃない?という状況に追い込まれてきたからです。

これも必要に迫られて、という感じですが、生産性が上がるのは、いいことです。

キッカケなんて何でもいいのです。